なにから作ろうかと考えて、
やはり最初は、フィラメントホルダーですよね。
Aquila X2のホルダーは、本体上部にあるので、
エクストルーダーの投入口に対して、鋭角にフィラメントが入ります。
ホルダーの芯も無回転なので、リールの抵抗が大きいです。
ネットを見てると、いろいろ工夫して作成されてるので勉強になります。
ホルダータイプ、スプールタイプetc
悩みに悩んで、ネットで見かけないオリジナルを作る事にします。
keroは、イレクターパイプで台や車載ベッドを作った事があるのですが、
イレクターの端材が残っているので、利用しようと思います。
同じくらいの長さのイレクターが3本残っていたので、
しかし、びみょーに長さが違う(´^`).。oஇ
私のカッターでは、1mmとかカットできないので、
削るしかないのですが、ヤスリで削ると途方もない時間・手間が掛かるので、
放置していた端材を使って行こうと思います。
1mm違いの2本を柱にして、残り1本はホルダーの芯にします。
イメージを図にすると
こんな感じでしょうか。
H型の足を作成して柱を立てて、
芯の部分は、ベアリングを付けて回転を良くしたいですね。
と言う事で、ベアリングを発注します。
ネットで調べると、608ZかZZが大きさ的に丁度らしいので、
Amazonで608ベアリングを検索して、安いやつをポチ!
3日後に届きました~ ヽ(´▽`)/~♪
早速、開封式です。
パック開けて、中身を取り出して…
…
…
( ゜.゜) ポカーン
ちっ、小っちゃ!
ブルーシールがかっこいいとか、サイズも確認せずに発注したら、
外径10mm内径5mmのベアリングが届きました~
(;^o^) \(ToT )あんたほんとにそれでいいの
これは大変です。
イレクター径が27mm
ベアリング内径が5mm
試しにアタッチメントを作成しましたが、
1kgのリールとは言え、
これはさすがに強度が足らんだろ~ (-"-;)
まいったな~
と言う事で、設計変更です。
芯を受けるパーツを変更します。
芯をベアリングに載せるタイプに変更しました。
このベアリング、幸いにも内径5mmなので、
M5ネジが、シンデレラフィットです。
ネジ用穴を作って、ベアリングを固定します。
実際の写真がこちら
ベアリングを二つ配置して、芯を載せるように設計しました。
続いて、H型の足を作成するのですが、
芯載せタイプに変更した事もあり、
3kgのフィラメントも載せる事が出来るので、
柱の間を120mmくらいにしておきます。
3kgのリール幅が110mmくらいなようなので、
120mm幅にしておけば対応できるかと思います。
足りなければ、H型足を作り直せば対応できるので、
だいたいで作っておきます。
このH型足を作る点で細かく設定したのが、
パイプを挿す穴の深さです。
なんせパイプの長さが1mmほど段差があるので、
穴の深さで調整しました。
こういった部品の調整が自分で出来る所が、
3Dプリンターのいいところですね~ (^ё^) ♪♪
台座が完成したので、巻芯のパイプを載せてみます。
あら(;^_^A
ベアリングにギリ乗ってる感じです。
回転すればパイプがズレて、芯ごと落ちる感じですね。
これでは機能しないので、
新しくパーツを作ります。
なんかガンダムのバーニアみたいなんですが…
サポート材をはがして、芯に装着すると
芯用のアタッチメントになります。
これで芯が落ちる心配がないので、リールを載せてみます。
幅を120mm取ったので、
リールがスカスカで回転すると左右にブレます。(* v v)。ハズカシイ
円盤型のスペーサーを作ります。
これを2枚印刷して、両サイドからサンドイッチすれば…
無事に完成しました。
少しの力で回転するので、
フィラメントの負担が無くなったかと思います。
折角の3Dプリンターなのに、
全部自作すればいいのでは?って声が聞こえてきそうですが…
実は、リールを支える芯材を悩みました。
keroのラボは、屋根裏にあります。
夏の暑さが半端ないので、芯材にPLAを使うと変形するのでは?
と考えました。
スプールタイプも考えたのですが、フィラメントが少なくなると
軽くなって落ちるって書き込みもあったので、
ホルダータイプで芯材が強い物…
イレクターとなりした。
柱も強度が欲しかったのでイレクター使用でっす。
イレクターを流用して感じたのですが、
径が正確なので3Dプリンターと相性がバツグンです。
ネットを見てもイレクターに合わせた、パーツ作りが出てこないので、
結構、便利なのにな~ と思っています。
ま、考えてみれば
イレクターの強度で作れるものと、
PLAの強度で作れるものでは、差がありすぎて、
コストバランスが悪いってのがあるかもしれませんね。
それにイレクターのプラスチック部品の種類が豊富なんで、
わざわざ作らなくても買えるってのもありそうです。
ネットでは見かけないイレクターパイプを使った、
ホルダーって事で記事にしてみました。
コストは掛かりますが、簡単に作れるって事で
参考にでもして頂ければ幸いかと思います。
今回は以上となります。
それではこのへんで(o・・o)/~マタネェ
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